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へき地医療とは

ふりがなをとる

「へき地医療(ちいりょう)」とはなんでしょうか? あまり()きなれない言葉(ことば)かもしれませんね。ここでは(みな)さんにもわかるようにできるだけ簡単(かんたん)にご説明(せつめい)します。

 

「へき()」とは?

無医地区

「へき()」とは簡単(かんたん)にいうと、(たと)えば、山奥(やまおく)(むら)であったり、(とお)(はな)れた(ちい)さな(しま)であったり「(ひと)()んでいるけど、病院(びょういん)(ちか)くにないので、とても不便(ふべん)場所(ばしょ)」のことです。

ちょっと(むずかし)しく()うと(つぎ)のようになります。

医療分野(いりょうぶんや)における「へき()」とは『交通条件(こうつうじょうけん)および自然的(しぜんてき)経済的(けいざいてき)社会的条件(しゃかいてきじょうけん)(めぐ)まれない山間地(さんかんち)離島(りとう)その(ほか)地域(ちいき)のうち、医療(いりょう)確保(かくほ)困難(こんなん)である地域(ちいき)をいう。無医地区(むいちく)無医地区(むいちく)(じゅん)じる地区(ちく)、へき地診療所(ちしんりょうしょ)開設(かいせつ)されている地区等(ちくなど)(ふく)まれる。』と定義(ていぎ)されています。

そのうち無医地区(むいちく)とは『医療機関(いりょうきかん)のない地域(ちいき)で、当該地域(とうがいちいき)中心的(ちゅうしんてき)場所(ばしょ)起点(きてん)として(おおむ)半径(はんけい)(よん)キロメートルの区域内(くいきない)人口(じんこう)五〇人以上(ごじゅうにんいじょう)昭和四〇年以前(しょうわよんじゅうねんいぜん)人口三〇〇人以上(じんこうさんびゃくにんいじょう))が居住(きょじゅう)している地域(ちいき)であって、かつ、容易(ようい)医療機関(いりょうきかん)利用(りよう)できない地区(ちく)のことをいう』と定義(ていぎ)され、平成(へいせい)16(ねん)全国(ぜんこく)(やく)800カ所(かしょ)もありました。

全国各地(ぜんこくかくち)高齢化(こうれいか)(すす)み、人口(じんこう)が少なくなっている地区(ちく)もあるため「へき()」と()ばれる地域(ちいき)はだんだんと()ってきています。/p>

 

「へき地医療(ちいりょう)」とは?

診療所を設立・医師を派遣・病院との連携・緊急時にはドクターヘリ出動

では「へき地医療(ちいりょう)」とはなんでしょうか?

「へき地医療(ちいりょう)」とはへき()(おこな)われる医療(いりょう)のことです。(おも)に「へき地診療所(ちしんりょうしょ)」や「(ちい)さな病院(びょういん)」が(おこな)っています。

しかし最近(さいきん)では、「へき地医療(ちいりょう)」はその診療所(しんりょうしょ)だけで完結(かんけつ)するものではなくなってきました。

診療所(しんりょうしょ)(おお)きな病院(びょういん)との連携(れんけい)や、医師(いし)がいない(とき)には、()わりの医師(いし)派遣(はけん)したり、専門医(せんもんい)による巡回診療(じゅんかいしんりょう)などを(ふく)めたものを(すべ)てをまとめて、これからの「へき地医療(ちいりょう)」といえるでしょう。

 

「プライマリケア()」の重要性(じゅうようせい)

へき地では様々な病気・ケガに対応できる「プライマリケア医」が必要!

へき()(かぎ)らず「風邪(かぜ)をひいた(ひと)」「骨折(こっせつ)した(ひと)」「()(いた)(ひと)」「子供(こども)病気(びょうき)」など()んでいる(ひと)病気(びょうき)やケガは様々(さまざま)です。

ですが、大勢(おおぜい)住人(じゅうにん)(たい)して医師(いし)がひとりしかいない地域(ちいき)もあります。そうした場合(ばあい)医師(いし)はひとりで、内科(ないか)外科(げか)眼科(がんか)小児科(しょうにか)など、(すべ)ての診療(しんりょう)ができなくてはなりません。

へき()ではそのような住人(じゅうにん)健康問題(けんこうもんだい)解決(かいけつ)するために必要(ひつよう)総合的(そうごうてき)能力(のうりょく)知識(ちしき)をもった医師(いし)「プライマリケア()」が必要(ひつよう)となります。

また、健康診断(けんこうしんだん)など病気(びょうき)予防(よぼう)のための保健活動(ほけんかつどう)や、介護保険(かいごほけん)中心(ちゅうしん)とした福祉活動(ふくしかつどう)。さらに(くに)(けん)市町村(しちょうそん)行政(ぎょうせい)連携(れんけい)していくこともとても大切(たいせつ)なことになります。